オススメの医療保険なんてない!? 医療保険のワナ。保険会社が医療保険を売りたがる理由②

さて、前回は保険会社が医療保険を売りたがっているというお話をしました。それは、保険会社が「利益」のために売りたがっているという、個人的な考えをお伝えしました。

 

で、本題。長期入院でも安心。”高度療養費” という制度。

これは月の上限以上にかかったお金を、国が代わりに払ってくれる、という何とも有りがたい制度です。

この上限、平成27年1月に制度が改定して、よりお得に身近になりました。

平成27年1月診療分から

 所得区分  自己負担限度額 多数該当
①区分ア
(標準報酬月額83万円以上の方)
 252,600円+(総医療費-842,000円)×1%  140,100円
②区分イ
(標準報酬月額53万~79万円の方)
 167,400円+(総医療費-558,000円)×1%  93,000円
③区分ウ
(標準報酬月額28万~50万円の方)
80,100円+(総医療費-267,000円)×1% 44,400円
④区分エ
(標準報酬月額26万円以下の方)
 57,600円  44,400円
⑤区分オ(低所得者)
(被保険者が市区町村民税の非課税者等)
 35,400円  24,600円

詳しくは、こちら

 

 

但し、ご加入の保険組合によって異なりますので、ぜひ確認してみてくださいね。

 

さて、このステキな高度療養費ですが、これが使えないものがあります。いわゆる公的保険が対象にならない費用です。例えば、差額ベッド代、食事代、パジャマ代、などなど。

1日の入院で2万円ほどかかる、という平均値もあるくらいです。それを聞くと、そうか!やっぱり保険は必要だな!と思われるかもしれません。

でも、ちょっと待ってください。この”平均値” というのが曲者なんです。

例をあげましょうね。

1日の入院費が5000円だった人が5人いたら?

5000円 × 5人 ÷ 5 = 5000 です。当たり前ですね。

 

じゃあ、1日の入院費が5000円の人が4人。20万円使ったVIPが1人いたら?

5000円 × 4人 + 20万 ÷5 = 44,000円

ね、びっくり。跳ね上がるでしょ?

 

日本人は平均値という言葉に弱いと聞いたことがありますが、この場合、平均値よりも中央値で見る必要があるのです。

それに、高額療養費が使えなくても医療費還付の申告はできます。

 

わたしは、保険の勉強をして、医療保険を解約してしまいました。笑

もちろん、みなさんにオススメしたい方法ではないですが、わたしは必要ないなと思っています。このあたりは、価値観なので、不安だし、これまでに入院とか家族に既往症を持っている人がいて、自分もその病気になる可能性が高い、といったことが考えられる方なら、医療保険はとても有意義ではないかなと思います。

 

ただ、個人的なケースですが、医療保険を解約してから、健康に関する意識はとても強くなりました。朝、40分ほど歩いたり。「どうせ健康だし」とたかをくくっていましたが、医療保険を解約したことで、「いや、でも、何かあってもイヤだし」という感情が生まれたことは事実です。

 

そして、保険の勉強をして感じた最大の感想は、世間の常識と合理的経済性は一致しないんだなということです。自分に知識がないと、誰とも会話ができないということをしりました。それが良い悪いの判断ができないんですもの。

 

娘にはぜひ、情報をとりに行く力と、その情報を「自分の価値観」で判断できる力を養ってもらえたら嬉しいなと思っています。そういった力は未来の世界では、必要なんじゃないかなと思いました。

seiko について

たけうち せいこ 「国や社会の枠組みを越えて、自由に人生を演じられる人に育てる」ことを教育方針にしています。具体的に言うなら、「自分で仕事を作って、稼いでいける力」を養う、ということでしょうか。 都内在住。『 みずがめ座×AB型』 という、占いでは「先進的で変人」と明記されることの多いわたしですが、個人的には非常に保守的な人間だと思っています。趣味は読書、あとオシャレをするこ と。夫と娘の3人暮らし。

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