このまま行くと、子どもの奨学金を、親の年金で返済する羽目になる世帯が多すぎる件

31先日、千葉商科大学教授でいらっしゃる伊藤宏一先生の講座「日本経済のゆくえと私たちの暮らし -リスクに強い家計管理と生活設計とは-」を拝聴させていただきました。

「子どもの教育」というものを考えるなら、日本経済、そして世界の流れを考えなくてはいけないと思ったからです。そしてその意識は、ますます強くなりました。

 

明らかに、わたしたちやわたしたち親世代に”常識”であったものと変わってきています。求められているものが、わたしたちの時代と子どもの時代では違うのです。

それを踏まえて、「教育」というものにあたらないと、とんだしっぺ返しをくらいます。タイトルにもあるように「(多額の教育資金を投入しても、子の自立には不十分で、結果として)子どもの奨学金を、自分の年金で返す羽目になる」のです。そして、実際にこちらの先生曰く、そんな世帯があるようのです。

 

晩婚化が進み、今後20年でロボットやITが、今ある仕事の47%を奪うと言われています。子の就職がままならず、親も定年を過ぎ、奨学金の返済は「年金」から・・・という事態、ますます他人事ではなさそうです。

 

日本経済のゆくえと私たちの暮らし 講座の概要

  • 所得の二極分解、持続可能な経済成長でないと環境問題が深刻に
  • 晩婚化が進んでいる。仮に40歳で、結婚、出産、自宅の購入をした場合、支出のピークは定年後になる
  • 親子とも、”漠然と”大学進学を望んだ結果→1~2年で離職「僕は、こんなことしたくない」→子どもが自立できず親に頼られる。子どもの奨学金を年金から払っている。
  • 人生のピークを、70歳以降に設定する。定年を過ぎても、働いて収入を見込める能力を作る。

 

将来の”仕事”を考える、最も適した時期は「中学時代」

日本の中学生の多くは、「普通科」の高校へ通います。実は、職業系の高校や高専など、意外に種類は多いのですが、多くの中学生はその存在は知りません。わたしも中学時代、ほとんど知りませんでした。(進路アドバイザーの資格をとったのですが、その時の勉強で初めて知りました。)

 

大学卒業後、「こんなはずじゃなかった」といって離職する人は、きっと「なんとなく」高校へ進み、「なんとなく」大学を進学したのかもしれません。全員がそうだと言いたいわけではないですし、それぞれ事情があると思いますが・・・。

個人的には、高校で進路を決定するには、少し遅い気がします。ただ、ここでいう進路とは、具体的な職業名ではありません。

自分はどんなことが好きで、何に価値を置いて人生を歩んでいきたいか、ということ。自分というコアな部分を見つめずに、職業選択をするのはかなり早いと思いますし、リスキーだとも思います。こういうことをぜひ、中学時代にやっておいたほうが良いとおもうのです。

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seiko について

たけうち せいこ 「国や社会の枠組みを越えて、自由に人生を演じられる人に育てる」ことを教育方針にしています。具体的に言うなら、「自分で仕事を作って、稼いでいける力」を養う、ということでしょうか。 都内在住。『 みずがめ座×AB型』 という、占いでは「先進的で変人」と明記されることの多いわたしですが、個人的には非常に保守的な人間だと思っています。趣味は読書、あとオシャレをするこ と。夫と娘の3人暮らし。

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