世界で活躍する人の育て方 東大でも教えてくれない世界が求める3つのチカラ

  1. 31■あなたは、この問題を解けますか?

「黄色い二重線のエリアに駐車をしたら死刑ですという罰則を科したら、違反者はいなくなりました。果たしてこれは、有効な法律だと言えるでしょうか?」(2011年、オックスフォード大学口頭試問)

う~ん、わたしは「言える」と思います。そもそも論で、この法律の「是非」は問いたいところですが、よほど駐車して欲しくない背景があるのでしょう。その背景を鑑みて、「言える」と答えます。

とまぁ、わたしの答えはどうでもいいですが、このブログの目的が(我が家の教育方針が)『国や社会の枠組みを越えて、自由に人生を演じられる人に育てたい』なので、タイトルに惹かれてこんな本を読んでみました。

 

なぜ、日本では本物のエリートが育たないのか? 本の概要

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  • これまでのエリートがまったく通用せず、時代にあった新しいエリートが必要になっている(P.3)
  • 日本企業が今、海外の企業から大きく引き離されつつある現実とも非常に深い関係があります(P.8)
  • 世界のエリート教育と照らし合わせた日本の教育の大きな問題点は、知力を判定する基準があまりにも「記憶力」に偏り過ぎて、実社会と大きくかけ離れてしまっている(P.10)
  • 国内では「優秀だ」と評価される人材が、海外へいくとまったく通用しなくなってしまう現実(P.16)
  • 日本人エリートの弱点 ①「正解」にこだわり、その前提を疑わない ②問題を解くための理論や枠組みをしらない ③多様性の中で他者と議論をし、意見を交換しながら、あたらしい価値を生み出す対話力をみにつけていない(P.17)
  • 一般に、日本で「頭がいい」と思われているのは、どちらかと言うと「博識」な人です。しかし、海外では「事実をたくさん知っている」だけでは決して評価されません。事実を知っているのは当然のこととして、そこにオリジナルな分析と解釈を加え、自分の意見を明確な言葉で説明できないと、「頭のいい人だ」とはみなされないのです(P.33)
  • 意見を表明したうえで、それに対する他者の反論も聞き、そこからさらに考えて自分の意見を磨き、発展させていく(P.58)
  • 「話せばわかる」こう思うのは、日本人だけです(P.74)
  • 日本で暮らし、日本語だけでコミュニケーションしていることによる最大の弱点は、「日本が世界のすべてだ」と勘違いしやすい点にあります。(P.84)
  • グローバルな土俵で闘いたければ、自分自身の判断とその根拠となる理屈を言葉で明確に説明できなければなりません(P.103)
  • 日本で英語力というと、なぜか「会話力」ばかりがクローズアップされますが、会話力以前に実際のビジネスで必要なのがこの「多読力」です。(P.105)
  • 経済が変われば、教育に対するニーズも変わる。これは、いつの時代も必ずあてはまる法則です(P.138)
  • カーン・アカデミーは「すべての子どもたちに質の高い教育を」を目的に掲げて活動しています。ターゲットは幼稚園生から高校生まで。現在のところ、彼らが無料でネットにアップしている教材は数学や化学、物理学などを中心に約3000本に上ります(P.141)
  • めまぐるしく変わるイノベーションの世界を経験している彼らは、想像力と創造性こそがイノベーションの源泉であり、21世紀を生き抜く最大の武器になると知っているのです(P.144)
  • 人口減少に伴って「移民を受け入れるか否か」がしばしば議論されますが、日本人が「ノー」という以前に、すでに向こうから「ノー」と言われてしまっている現実を、私たちはもっと直視する必要があります。(P.152)
  • 日本製のエリートの多くは、「勉強のための勉強」を強いられ、いざ社会に出ると「自分がこれまで学んできたこと」と「社会で必要とされていること」のギャップがあまりに大きいためにどうしていいのかわからず、立ちすくんでいます(P.154)

 

多様性の身につけ方は?

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こういう話を聞いてしまうと、やっぱり娘の学校は「インターナショナルスクール」かな・・・とか思ってしまうのですが・・・。

我が家は、せっかく日本というステキな国に生まれたし、日本人というアイデンティティを持つためにも公立の学校へ行かせることが、今のところ決定しております。娘も「わたしは日本人だから、日本の学校へ行く!」と言うし。

世界で「活躍」しなくてもいいと思うし、ましてや「世界のエリート」になってくれなくてもいいと思うのですが、世界の大きな流れには逆らえません。システム化とグローバル化の波は、ますます大きくなるのでしょう。

 

とりあえず我が家では、海外旅行先でその国の歴史の話をしたり、世界地図を見て、暖かい国とか寒い国とか、そんな話をしています。今後は、国際フェスティバル等に参加するのも、面白そうですね。

 

あなたは、どう思いますか?

 

seiko について

たけうち せいこ 「国や社会の枠組みを越えて、自由に人生を演じられる人に育てる」ことを教育方針にしています。具体的に言うなら、「自分で仕事を作って、稼いでいける力」を養う、ということでしょうか。 都内在住。『 みずがめ座×AB型』 という、占いでは「先進的で変人」と明記されることの多いわたしですが、個人的には非常に保守的な人間だと思っています。趣味は読書、あとオシャレをするこ と。夫と娘の3人暮らし。

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