14歳からの社会学 これからの社会を生きる君に

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14歳からの社会学 これからの社会を生きる君に 本の概要

  • 「仕事で自己実現」の考えを捨てろ 実際、労働者に「生きがい」をあたえるための会社なんてない。会社はもうけるためにある。p.112
  • うまく大企業に就職できても10年後に倒産などで再就職をしなきゃいけなくなったとき、大企業で事務仕事などをやってきた人の大半に実は「人材価値」がないんだ。中小企業で専門性の高い仕事を継続してきた人の方が「人材価値」が高いということが多い。昔とは違うんだよ。親の喜ぶ会社に就職することが失敗の始まりということがあり得るのに、君はそれを知らない。親は昔の価値感にしばられている。p.115
  • 自分がどんな人間で、何をしているときが幸せか。「これさえあれば自分は幸せ」と思えるものは何か。自分に必要なものが見つかったら、それを手放さないためには最低限どうすればいいのか考えればいい。p.123

 

長い過去がある大人たちは、その価値観で未来を当てはめようとする

わたしも含め、大人には過去がある。子どもよりずっと長い。その歴史の中で、さまざまなことを学んできた。可愛い我が子には、よりよく生きて欲しくて、素晴らしい大人になってほしくて、いろいろとアドバイスする。でも、その「経験」から生まれたアドバイスは、今の時代やこれからの時代に則さないかもしれない。

確か、ドラッカーが言っていたと思うのだけれど、これからの時代は、「マーケティングに携わる人以外の仕事は、代替可能な人材(ロボット含む)に置き換わる」そうだ。

つまり、正社員という人の方が圧倒的に少なくなるということ。格差社会とかじゃなく、それが普通になるということ。今、当たり前のように「将来、何になりたい?」と聞かれるし、キッザニアのような職業教育も盛んだけど、そもそもその職業がロボットに変わられてしまうかもしれない。なにせ、胃がんロボ手術に保険が適用される世の中なのだから。

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だからわたしは、「将来、何になりたい?」よりも、「今、何をしているのが好き?」と聞きたい。子どもの頃好きなことは、大人になっても好きなことが多いからだ。

「自分が何を好きか知っている」ことや、「自分を持っている」ことは、これからの社会を生きていくうえで欠かせない能力だと、わたしは思う。勉強よりもずっとね。

 

seiko について

たけうち せいこ 「国や社会の枠組みを越えて、自由に人生を演じられる人に育てる」ことを教育方針にしています。具体的に言うなら、「自分で仕事を作って、稼いでいける力」を養う、ということでしょうか。 都内在住。『 みずがめ座×AB型』 という、占いでは「先進的で変人」と明記されることの多いわたしですが、個人的には非常に保守的な人間だと思っています。趣味は読書、あとオシャレをするこ と。夫と娘の3人暮らし。

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