数%のエリートがいれば、あとは替えのきく人間で良い。と政府と経団連が言ってます。

教育基本法

≪概要≫

すべての学校と子どもに成績順の全国順位をつけようというのです。これは競争と選別の教育を恐ろしい勢いで加速させるものになるでしょう。
この全国一斉学力テストの計画は、中山前文科大臣が提案したものでしたが、「もっと競争原理を導入する」「競争意識を涵養する」というものでした。(p.52)

政府が旗をふっている習熟度別指導というのは、どの子も同じ目標をめざして、理解のゆっくりの子どもには手厚くというものではありません。2003年度以降の学習指導要領では、いわゆる「できる子」と「できない子」では、学習の目標と内容が違ってもよいとされるようになりました。(p.55)

競争の真の目的はふるいわけだと申しましたが、そのふるいわけ教育の根源になる思想は恐ろしいものであります。

-中略-

「初等教育から高等教育を通じて、・・・・・社会が求めるリーダーを育てるとともに、リーダーを認め、支える社会を実現しなければならない。」つまり、小 学校段階から、「リーダー」になるべき子どもと、その「リーダー」に従い支える子どもに区別して教育するというのです。(p.56)

子どもたちを1%の「エリート」と、99%の「その他」に選別して、「エリート」だけを育てればいい、「その他」は「エリート」に従順に従うように「実直な精神」を養ってもらえればいいんですと言うのです。(p.62)

 

≪感想≫

この手の話し、個人的にはこちらをオススメします。尾木ママと森永先生の対談本。

教育格差

感想の第一声は、日本の学校に入れることをためらう、でしょうか。

そうでなくとも、就活に失敗すると結婚や出産がしづらくなるこの国の制度に疑問を感じています。

わたしより能力もコミュニケーション能力高い友人が、単に就活に失敗したという理由だけで人生をさげすみ、終いには連絡がとれなくなった経験を持つ身としては、本当に怒りと疑問が湧きあがる。

 

一方でエリートな友人も多く、彼らが大変な努力を重ねて今の地位を築いているのを見ると、受験戦争を勝ち抜いてきた人には”粘りがあるなぁ~”というのも率直な感想です。

 

個人的な価値観ですが、”エリートを目指す”ことにあまり価値は見出せません。教養と経験を併せ持つ方との会話は楽しいですが、やはり人間味があってこそだと思います。

エリートも良いですが、国や社会の枠組みを越えて人生をもっと自由に、楽しく、生きていける人に育って欲しいなぁと思っています。

 

 

 

 

seiko について

たけうち せいこ 「国や社会の枠組みを越えて、自由に人生を演じられる人に育てる」ことを教育方針にしています。具体的に言うなら、「自分で仕事を作って、稼いでいける力」を養う、ということでしょうか。 都内在住。『 みずがめ座×AB型』 という、占いでは「先進的で変人」と明記されることの多いわたしですが、個人的には非常に保守的な人間だと思っています。趣味は読書、あとオシャレをするこ と。夫と娘の3人暮らし。

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