東大に入る子どもの親ほど、「勉強しろ」とは言わない事実

本屋さんに行くと、こ〇ま会などが出しているお勉強シリーズをごっそり買って行くお母様がたを拝見します。一冊600円くらいの薄い冊子ですが、それを1万円以上、高さにして25cmくらいになる量を買って行くんです。

本当にそれ全部、やらせるの???

と、聞きたくなる量。相変わらず、「頭のいい子の育て方」や「東大に入るために」系の本は売れているようです。

で、本当のところはどうすればいいの?ということで、こんな本を読んでみました。

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「子どもの学力の基本は好奇心です」本の概要

  • 勉強はおもしろいからやりたくなるものであって、日本のように社会的な圧力が強いと、子どもをかえって勉強から遠ざけることになってしまうということが最近の調査結果にあらわれてきています。p.16
  • 勉強はだれかのためにやるのではなくて、自分のため、社会のためにやるんだということ、関心のあることを学び、社会をよくするためにいかしていくのだということを、自分自身で発見することが大切なのです。p.17
  • 家庭での親と子の会話をとおして、いろいろなことを知っているとおもしろいんだとか、いろいろなことについて議論するのは楽しいんだ、とか感じる体験をすこしずつでもさせてあげることがとても大事なのです。p.27
  • これからはまんべんなく勉強して平均的な「できる子」になるよりも、なにかにひいでたほうがいいといわれています。 -中略- 本当は職業高校だとか、専門学校などがたくさんあったほうが、社会は豊かですが、日本ではまだ、普通高校でまんべんなく勉強しておくというのが主流で、これがいま、中途半端な状況をつくり出しています。p.36~p.37
  • いま求められているのは生きる力に結びつく学力といえるでしょう p.40
  • 数や文字がわかるパターン認識にすぐれていても、将来学力がのびることとは関係ないでしょう p.62
  • 家庭での豊かな会話をとおして子どもの理解力がのびていきます p.87
  • 結論をあたえないで「どっちかな?」と選ばせる、あるいは「ママはこう思うけど、あなたはどう思うのか?」とか「なんでそう思うの?」ときいてみる。こんな会話が子どもにもっと工夫してごらん、もっと考えてごらん、というチャンスをあたえることになります。p.134
  • 感情をたがやし好奇心をはぐくむことが学力の基本となるのですね p.143

 

日本は学歴社会だけど、それはタレント(才能)がない場合に限られる

先日、姉と話して得た結論。姉はアメリカに住んでいます。アメリカは完璧な学歴社会。高校までが義務教育。高卒の人が働ける場所は限られていて、大卒と高卒には歴然とした差がある。

けれど、それは才能がない場合。もっと言ってしまえば、「やりたいことがない場合」だろう。ただ漠然と、喜びを見いだせずに働いている場合は、「学歴」がものを言うはずだ。生産性がないからね。

 

わたしは「進路アドバイザー」という資格をとったんだけど、その勉強をしてから、大学まで行かせよう・・・と漠然と考えていたことをやめた。「とりあえず」進学した結果、何にも得られない傾向が高いことを数字が示している。

お母さんが子どもに望むことは、ただただ幸せな未来だ。学歴の力を信じている人は、勉強しなさい!って言うのだろう。でも、自分でお金を稼げたらあんまり学歴は必要ない。残業代も出なくなっちゃうしね。

 

seiko について

たけうち せいこ 「国や社会の枠組みを越えて、自由に人生を演じられる人に育てる」ことを教育方針にしています。具体的に言うなら、「自分で仕事を作って、稼いでいける力」を養う、ということでしょうか。 都内在住。『 みずがめ座×AB型』 という、占いでは「先進的で変人」と明記されることの多いわたしですが、個人的には非常に保守的な人間だと思っています。趣味は読書、あとオシャレをするこ と。夫と娘の3人暮らし。

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