学力世界1位!フィンランド人一般家庭の子育てを覗いてみたら、やっぱり違った。

a0780_000071 勉強する時間が一番短いのに、学力テストでは常に世界のトップクラスに君臨するフィンランド。最近、とても気になっています。なぜ、フィンランドが世界1位になれたのか。学校もすごいんだろうけど、家庭環境もきっと日本とは違うはず。そう思ってこんな本を読んでいましたが、やっぱり違いました!

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フィンランド流 イクメンMIKKOの世界一しあわせな子育て

  • 彼らの父親はいつも忙しく働いていたため、子どもたちは具体的な父親像を描くことができなかったのです。今の日本では多くのパパたちがこのような事態を避けたいと思っているのではないでしょうか。少なくともフィンランド人はそう考えています。子どもが子どもでいるのはほんの一瞬。だからこそ親は子どもをじゅうぶんに慈しむべきなのです。p.7
  • 特に小さな子どもにとっては、日常生活と両親と過ごす時間とが一番大切。幼い子供の生活はシンプルであるべきだと思うし、親は出来る限り子どもと時間を分かち合うべきだと考えています。p.54
  • これから父親になる人々には、ぜひ赤ちゃんが生まれた直後から、できるだけ大きな役割を担うことをおすすめします。子どもと親しい関係になれるだけではなく、子育てに関する発言権も増すからです。p.87
  • 自分を愛し、受け入れることはしあわせな人生を歩む上での基礎になるものです。成長の過程で生じる問題の多くは、自尊心の問題に関係していると思います。僕は自分のことにしか興味がない人間やナルシストを育てようとしているのではなく、ただ自分を好きになって欲しいのです。p.138
  • 子どもたちは僕たち夫婦にとって共通の「冒険」です。しかしそれ以前に僕たちが「ふたり」であったことも忘れてはなりません。子育てに没頭するとつい忘れがちなことではありますが、夫婦(カップル)はふたりの時間も持つべきなのです。p.149
  • フィンランドには私立の学校はほとんどなく、いい高校や大学に入るために小学校や幼稚園のときから努力することはまずありません。学校は成績でランク付けされておらず、親はみな子どもを近所の学校に通わせます。また日本でいう小学5年生になるまで、子どもが成績で数値評価を受けることもありません。p.167

 

のんびりゆったりなフィンランド

上記では紹介していないんですけど、こんな文章もありました。「フィンランド人に”塾”の話をしないでくださいね。フィンランドには塾がないので、何の話かわからないのです。」だって。

塾がないっ!?なんだソレ!ぜひ、韓国や中国にも教えてあげてほしい。日本が勉強にせかせかしてしまうのは、周りがせかせかしているからかもしれない。昔、母が言ってた。小さいころピアノ、剣道、そろばん、公文などをやっていたんだけど、「どうして小さい頃からそんなにやらせてたの?」と冗談まじりに聞いたら、「みんなが次々とやらせていくから、やらせないと不安になったのよ~」と。

お母さんは特に、日常生活の60%は子どもに捧げていると言っても過言ではない。考えすぎて考えすぎて、不安になってイライラしてしまうのかもしれない。小さい頃、勉強で間違えると母に怒られた。特に算数(笑)。おかげで、大人になった今でも数学は大嫌い(笑)。

フィンランドのお母さんも、宿題を見てあげることはあるんだろうけど、テスト結果もないから周りと比べる必要もない。だから「○○ちゃんは出来るのに、ウチの子は出来ない」って悲観することも少ないのかもしれない。本当にうらやましい。

 

子育てに参加しなかったお父さんの悲しい末路

最後に、赤ちゃんの頃に子育てに参加することをしなかったお父さんの話を。日本のお母さんは、産前産後含めて3か月くらい実家に戻る人が多いらしい。そうすると子どもが生まれてもお父さんは、オムツを一度も変えたことがないという人が多い。仕事で疲れてたりすると余計で、オムツ、ミルク、夜の授乳なんかにも何も参加しない。いろんな掲示板を暇つぶしに見てたりすると、”旦那さんが何もしない!”って怒ってるお母さんの愚痴の書き込み、本当にたくさん見かけます。

そしてつい先日、こんな相談を見かけた。あるお父さんからのお悩み相談。”奥さんが子どもを連れて実家に行ったまま、家に帰ってこない。毎月生活費を入れてるだけの関係。どうしたら良いですか?”というもの。回答の多くは”弁護士に相談しろ”だった。こうなると本当に悲しい。こういう家庭、実は多いんじゃないかな。

だから”これから子どもが生まれる”というお父さんは、ぜひ最初から育児に携わってほしい。「お金を運ぶだけの人」にぜひならないように、ね。

それにしてもフィンランド。いいな~。サドベリーの教育方針もステキだけど、人間知らないものには興味も持てないし、「知ってる」ってすごく幸せなことだと個人的には思う。第一、庶民が何百年もかけて勝ち取った「教育」というシステムを捨ててしまっていいのかなという素朴な疑問(笑)。わたし、プランの”Because I am a girl”っていう途上国の女の子の自立を促す募金を毎月してるんだけど、途上国の女の子の教育を受けさせられるようにして、自分の子どもの教育を放棄するのもね~。違うわよね~。笑

seiko について

たけうち せいこ 「国や社会の枠組みを越えて、自由に人生を演じられる人に育てる」ことを教育方針にしています。具体的に言うなら、「自分で仕事を作って、稼いでいける力」を養う、ということでしょうか。 都内在住。『 みずがめ座×AB型』 という、占いでは「先進的で変人」と明記されることの多いわたしですが、個人的には非常に保守的な人間だと思っています。趣味は読書、あとオシャレをするこ と。夫と娘の3人暮らし。

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